過去問題はこちらにあります。

【重要なお知らせ】ブログの引越しをします

視聴者の方から過去のログが探しにくいといったご指摘やスマートフォンでの見にくさ、コンテンツの単調さ、内容の薄さなど色んな問題があり、今回ブログの引越しをさせていただくことになりました。 思えばこのブログも約5年くらい行なっていたんですね。 最初の方は本当に思ったことなんか書...

2017年10月26日木曜日

【重要なお知らせ】ブログの引越しをします

視聴者の方から過去のログが探しにくいといったご指摘やスマートフォンでの見にくさ、コンテンツの単調さ、内容の薄さなど色んな問題があり、今回ブログの引越しをさせていただくことになりました。

思えばこのブログも約5年くらい行なっていたんですね。
最初の方は本当に思ったことなんか書いていて、振り返って見ても文章能力が最悪な感じなんで、読んでいただいていた方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

自分で書いたことを振り返ることもなくて、今回書いたときぶりに見直しを行なってブログの問題点がたくさん浮き彫りになったので、別のブログを決意した次第です。

はじめの方はほとんど視聴者さんはいなかったんですけど、徐々に増えていきました。文章を書くごとに文章能力はさほど上がらなかったですけど、自分の考えを整理できる機会になりました。
書いたり、書かなかったり。休んだり、書いたり、休んだり、休んだり、休んだりと。マメに更新していなかったですが、研修や学会などでブログの視聴者さんに「ブログ読んだよ」とか感想を言っていただける瞬間がとても嬉しかったです。本当に皆さんのおかげです。これまでありがとうございました。

5年もやっているということや、Blggerというgoogleの作っているブログ作成ツールのせいか、私のブログは「看護」「認知行動療法」など関連したワードで検索すると割と上位に出てくることが増えてきました。別になんの工夫もしていなかったですが、これもきっとささやかなファンがネットサーフィンしながら見ていただいたものだと思います。サイレントユーザーさんも本当にありがとうございました。

そしてこの半年は「認知症看護」「認定看護師」「過去問題」のワードで検索していただいたから、たくさんの問い合わせをいただきました。そして色んなやり取りをさせていただき、情熱に感心したりしてお互い刺激しあうような感じがとても心地よかったです。また「教育課程を合格しました」とたくさんのお礼メールもいただきました。このような形で目に見えない同じ職種である看護師と交流できたことをとても感謝しています。

パソコンのウイルスやブログでの他者とのトラブルもなくやってこれたのも、きっと視聴者さんの優しさと、googleのたくましさがあってのことだと思います。皆さん本当にありがとうございました。

ブログの引越しをこれからだいたい数ヶ月かけて行なっていきます。
それに合わせて過去のブログの記事もまともなものは新しいブログの方に引っ越していきます。その関係で過去の記事が削除されて読めなくなっているものがあります。過去のものまで見たいという人はさすがにこれまでいなかったので、そういう処置をさせていただいていることをご了解ください。

新しいブログのはじまりです。
この引っ越しはこれまでの生ぬるい自分との決別でもあります。
新しいステージもどうぞお付き合いください。

↓新しいブログ↓
http://kangocbt.com/

最近問い合わせがかなり多い「認知症看護」「認定看護師」「過去問題」もこちらから受け付けています。こちらのブログからご依頼ください。

2017年9月30日土曜日

第43回日本認知・行動療法学会参加記

今回の旧行動療法学会は新潟の朱鷺メッセで行われました。
新幹線・特急を駆使して初めて新潟にいきましたが、行き方がものすごくわかりづらい。そして寒かったです。
今年は諸事情もあって、2日目だけの参加になりました。1日目の夜に新潟入りをして次の日の朝一で初めてのシンポジウムでの話題提供を行うこととなっていました。
このシンポジストの役割、思えば神戸のコロキウムで症例発表した後に、神村先生にそれとなく声をかけていただいたのがきっかけでした。2年くらい前の依頼だったので、今日の発表という日を迎えられたことが喜ばしく、感慨深い1日になりました。

「認知・行動療法の効果を援助チームの共通言語として生かすためにー看護師・作業療法士のチャレンジー」をテーマに
企画・司会:五十嵐透子先生(上智教育大学)
シンポジスト:近藤和樹(病棟看護師)・川野直久(外来看護師)・岡本利子(作業療法士)
指定討論:中川彰子(千葉大学)
で行われました。

フロアに尋ねたみたところ、会場にいた看護師は10〜15人(シンポジスト込み)・作業療法士5人くらい、医師5人くらい、他は心理士の方などいらっしゃったようです。30〜40人くらいは集まっていました。たくさんの方に発表前に激励をいただきありがとうございました。

五十嵐先生は見た目のインパクトといい匂いを放っているのでかなり目立つ方だなぁと思いましたが、教育者であるので打ち合わせの段階でスライドのわかりにくいところなど優しくたくさん教えてくれました。途中のメールのやり取りもかなり紳士的で多くの部分で仕切っていただきました。中川先生はスライドを事前に見せていたのですが、先生の感覚と私の発表の感覚のズレ感が如実であり、まーどうしたことかと思っていました。2日前にスライドを半分くらい差し替えたり、当日アドバイスをもらってスライドを抜いたりして対処しました。でも結果としてあの発表の場所では、先生のおっしゃったスライドの形が一番ハマっいたので素直に修正を重ねてよかったなぁと思いました。
私のプレゼンは感情に訴えるようなパフォーマンスを中心にしているので、学術集会には全く不向きなんですが、こんな広い会場なのでそれを物ともせずに楽しんでパフォーマンスをして、少しでもフロアの方に伝わるプレゼンができればと思ってやっていました。するとめちゃくちゃ楽しくって、全く緊張もしなかった。妙な感覚でした。そのあとのお二人が理論立てて話をしてくれたので、3人まとめるととても構成的に綺麗な形になっていたのだなぁと思います。認知行動療法でしか共通言語になり得ないということ、今私は地域に興味を持っているので、地域でも共通言語として生かしていく可能性があるということが私の新たな刺激となって、もっともっと深く認知行動療法と付き合っていきたいなぁと思いました。

発表のスライドが欲しい方はこちらに以下の必要事項を記入の上、ご連絡ください。
①氏名
②所属
③これまでの認知行動療法歴・勉強場所
④認知行動療法の悩み
⑤その他(質問など)

旧行動療法学会で看護師がシンポジウムをすることを過去6年くらいはみたことがなく、さらに今年はさらにもう一つ看護師の主催するシンポジウムを行いました。
「看護師による認知・行動療法は衰退か?革新か?:国内外の実情を踏まえた可能性と課題」
企画・司会:吉永尚紀
話題提供:長浜利幸(病棟看護師)・吉本草蔵(訪問看護師)・田上博喜(看護大学教員)
指定討論:芝田寿美男・Finnula MacLiam
です。
この企画にははじめの方私も関わっていたのですが、彼らは強い意志を持っているので何も言わずともスルスルとことがうまい方にいきました。シンポジストも刺激的でめちゃくちゃおもしろかった。Finnulaは認知行動療法を通して看護のあらゆる問題に立ち向かっているという格好良さがありました。これからリエゾン活動もやっていこうと考えているので、こういう感じにアグレッシブに認知行動療法を用いる活動も疲れるだろうけど、格好良いなぁと思いました。芝田先生も紳士的な方で、一つ一つを丁寧に噛み砕いて、思いを看護師にぶつけてくれていました。九州大学でのスーパーバイズは患者さんも登場するようで、そのリアルなバイスは患者の満足度も高めてくれているようです。そういった患者のため、バイザーのためになるスーパーバイズを展開していくことも自分の課題だなぁと思いました。

新潟の美味しい食べ物はやはり日本酒だということで、仲間たちと日本酒を呑み明かすとつい話が盛り上げり、二日酔いになりました。1日だけの参加になったけど、この1日が濃厚で、刺激をたくさんもらったし、仲間に力を充電してもらえました。

これから日本の看護師の認知行動療法が変わっていきます。
伝説がはじまるような、そんなシンポジストに参加できたことに感謝しつつ、新潟を去ります。

2017年9月3日日曜日

認知症看護認定看護師教育課程について思うこと①

2017年7月〜2018年2月まである教育期間で認知症看護の認定看護師教育を受けている。
現在2017年9月上旬なのでだいたい2ヶ月経ったところだ。たくさんのレポート・試験という1つ目の山場を超えたので、一度振り返っておこうと思う。

●くりかえし
 7月上旬から引越しをしてアパートを借りて暮らしている。もう早いものでここでの生活も約2ヶ月が経つ。職場を離れ、仲間からを離れ、患者からを離れ、家族から離れた空虚な時間を埋めるように、レポートを書いては、またレポートを書いて、試験勉強をしてと、なんとも様変わりしない日々を過ごす。同じ通学路を辿り、同じスーパーに通い、同じご飯を作って食べて、同じ時間に寝て起きて。今週がまた始まるのかと月曜日が憂鬱になり、金曜日になるとちょっと気分が軽くなる。病棟で看護師をしているとバラバラ勤務なので曜日感覚は失われるし、夜勤をしているので眠る時間もバラバラである。何もかもが規則正しくなっていく生活は新鮮だけれども、やっぱり物足りない。それだけでは飽きてしまう。平日の昼間にショッピングセンターを歩くときの優越感、美容院の予約も空いている時間を選べてしまうVIP感。夜勤明けで昼間から飲酒をするという背徳感がいつのまにか快感になる看護師もいる。看護師という仕事の強化子は仕事が終わってからの日常に転がっていて、それを拾ってはまた辛い苦しい仕事に向かっているのであろう。

●強化子
 人は強化子に触れているときそれが強化子だと気づかない。離れてしまってそれが強化子であったということに気づくのである。臨床で患者さんと一緒に何か取り組むとき、患者さんの変化を肌で感じたとき、患者さんが本気で喜んでくれたの身体の感覚はもうしばらく体験していないのだけど、その感覚を欲しているのである。「患者さんのために役立つことを少しでもやらなきゃいけない。」そうやってぼんやり考えていると、「なんで認知症だけを勉強してるんだろう」「早く帰らなきゃいけない」とも考えてしまう。
たまに職場の仲間が連絡をくれたり、食べ物を持ってきてくれたりする。病棟での私はあまりこうしたことをしてこなかったので、反省するとともに、強化子を時々ふるまってくれるその仲間を尊敬する。
 そして私は、こうした堪え難い消去バーストと戦っているのである。でも消去されてしまわないように私は、患者さんのことや仲間のことを時々思い出しては「早く現場に戻らないと」「なんでこんなとこにいるんだろう」と思うものである。

●メンバー
 2ヶ月という期間があれば季節もすぐに変わってしまう。ここで過ごす夏はもう終わってしまい、秋が新しく顔を覗かせている。教室では和気あいあいとした雰囲気が包まれている。全国から集まった33人が、9〜16時過ぎまで授業を受けている。これまでに行ったグループワークはおよそ10回くらい。これまでの課題レポートもおよそ10課題くらい、試験は3つ実施した。授業が終わってから、グループワークのために21時まで残ったり、課題レポートをしたり。飲み会も大きなもので2回くらいは行っている。グループラインは盛んで、気がつくとラインの未読数が相当な数になっている。出身や年齢も違うメンバーがこんなにも溶け合うのが素晴らしい。病棟なんかでは女性同士の派閥が作られていたりして、とても見苦しいものなんだけれど、そういうを今のところ感じたことがない。

●講師
老年看護学のレジェンドは痺れることをいう。
「過去を知らなければ、未来に流されてしまう。未来が掴めなくなる。」
「勇気を持ってあなたが気づいたなら、あなたが変えなさい。」
こうした看護の心を伝えてくれることが、私にとって大きな学びになる。私は知識だけを学びにきたつもりはなく、こうしたことをもっと知りたいと思っているからである。
一方で、認知症認定看護師が講師としてきた授業は今のところヒットしたものがない。「認知症ケア加算1を取るために来ている」と言われてしまうこともよくある。私たちはケア加算を取りにここにきているわけではない。私たちは病院のコマではないのだ。やるべきことがあって、それに向かっていくためにお金と時間をかけてここにいる。誰もが病院のためにという大義名分で来ているとしたら、その病院の看護は死んでいく。
そして認知症、認知症とやたらとうるさいのである。認知症の人とその家族だけを助ければ良いのか。そうではないはずだ。我々看護師が対象とする看護の範囲はとても広いのだ。認知症や高齢者は権利擁護とか尊重しましょうとかいうけど、精神障害者が出てきた瞬間差別的発言をするのは、私は許せなく感じてしまう。

あと6ヶ月。試験と実習という大きな山がこれから待ち受けている。
これから私はどのように変化していくのか。私はどこに向かっていくのか。


2017年6月12日月曜日

「認定行動療法士」という資格を看護師が取得して

先月末に日本認知・行動療法学会の認定資格「認定行動療法士」の認定証が届きました。
昨年の8月に提出したケースレポートが、資格認定委員会に認められて、4月くらいに合格という連絡がきていて、それで先月末に認定証が届いたという流れになります。
資格認定をするまでに、数々の浅い試練があるのですが、看護師の場合は、コロキウムという場でケースを発表してアドバイスをもらう方が圧倒的に取得する近道になります。

看護師の私がこの学会資格を持つことにどんな意味があるのかはわかりませんが、ただものすごく嬉しかったです。もし「認定認知療法士」のような資格があったとしても、私にはこの資格のもつ機能の方が性に合うように感じます。

ただ、ある用事でこれから8ヶ月ほど他処に缶詰になる予定で、臨床に全く触れられないというのがものすごく残念で、臨床的な感覚が腐りそうで心配です。

これでしばらく臨床を離れる関係で、この数ヶ月患者さんへの認知行動療法の依頼を断ってきたわけですが、この数ヶ月認知行動療法をしない精神科業務というのは、とてもつまらないのだなぁということに気づかされました。認知行動療法に生かされていたのです。詳しく言えば、認知行動療法をやってその患者さんの反応に救われる気持ちになることが多かったのだと思います。









2017年5月18日木曜日

日本認知・行動療法学会(旧日本行動療法学会)第43回大会

2017年9月29日(金)~10月1日(日)
新潟市朱鷺メッセの新潟コンベンションセンターにて
日本認知・行動療法学会
(旧日本行動療法学会)
が開催されます。


特設ホームページはこちらから↓
http://www.niicon.jp/jabct2017/index.html


大会テーマが「援助職の共通言語として」となっており、メインユーザーの医師・心理士のみならず、今年度は特に看護師が職域の壁を越えた現在および未来における役割と期待を発見できる大会になるのではないでしょうか。

本学会の会場で看護師を目撃することは多くありません。
(ポスターで認知行動療法とはさほど関係のない看護研究の発表を目にすることはありますが。)
今回は看護師の認知行動療法に関するシンポジウムも開催されるので、認知行動療法の看護師人口が増えてくれるといいなと思います。
そのため看護師の認知行動療法の集団である、看護のための認知行動療法研究会総会が同じ時期に行われるのは残念ですが、それでも私の仲間はこの学会に全力をかけて、看護師の認知行動療法のアウトカムを示してくれたり、看護師のフィールドでの認知行動療法をどのように生かすのかなど発表する予定です。看護師の抱える認知行動療法における悩みが少しでも解決でき、かつ今後認知行動療法を用いてどのような活動ができるのかをヒントになるではないかと思います。

【初めて参加する看護師へ】
認知行動療法のことをあまり知らなくても、今年はワークショップがたくさんあって、そこで基礎レベルの知識も得られると思います。ワークショップの講師は学会の著名人ばかりで、どれに参加してもそれなりに学べると思います。
参加者は例年心理士が7割くらい、医師が2割くらいでしょうか。心理士は大学院生や若手心理士の参加が多いので、見渡すと比較的若者が多く見えるかもしれません。
ケーススタディでは、バリバリの臨床家が登場します。ケースの内容のみならず、その臨床にかける思いなどを聞くと、「自分も頑張らないといけないなぁ」など刺激を受けることが多い学会です。
教育講演では、看護師の認知行動療法ユーザーの対象となることが多い、統合失調症の認知行動療法についてご講演があるようです。
3日間で認知行動療法のシャワーを浴びて、その得た知識のどこかを翌日から患者さんに活かせるのが認知行動療法の醍醐味です。ぜひご参加ください。

【2回目以降参加する看護師へ】
今年は大会テーマが共通言語というキーワードが入っていることから、他職種の色合いが強い大会ではないかと思います。質問があれば、どんどん挙手して学会に参加しつつ、学会テーマに沿った参加の仕方を楽しんではいかがでしょうか?



2017年1月9日月曜日

看護×認知行動療法の新たなはじまり。

看護師の中で心理学に興味を持つ人が以外に多い。
このブログでも実のところ「マズローと認知行動療法」についての閲覧件数が、かなり高い。
看護の中でマズローはかなりポピュラーな心理学者である。学生の頃どこかで習っているであろう欲求段階説
しかしマズローが認知行動療法の実践で生かされることはこれまでなかったように思う。

看護師が心理学を学ぶということ、看護師が心理学を看護に活かすということ、それは人間の心身を扱う職業であるので至極当たり前のことである。
以前コンビニでアルバイトをしたことがあるが、コンビニの店長でも商品の陳列の方法について心理学を応用させていたことを覚えている。

我々看護師は患者に役立つとなればどんなことでも取り入れる、サッカーで言えば泥臭いシュートを決めるレスターの岡崎慎司選手のようだ。どんなボールでも追いかけていく。それが看護師気質というものだ。一方で、我々看護師は少々飽きっぽい性質を持つ。看護雑誌や書籍を頼りに新しいものを取り入れようと努力をすることで、ちょっと前に知ったことややっていたことはやらずに、本なんかは病棟の棚の奥の方に追いやられる光景をよく見かけるものだ。まるでドラえもんが四次元ポケットから近未来の道具を出すような感覚である。
1つのことにChallengeし続けることと飽きっぽくコロコロやることを変えることは似てるようで、違う。

心理学を看護に取り入れて患者さんの生活を良くしていきたい。
そういった気持ち、看護師であれば1度くらい感じたことはあるのではないか。
それを純粋に追いかけた看護師たちが一つのグループを新たに設立した。
それが一般社団法人看護のための認知行動療法研究会である。

その研究会が2017年2月に設立会を開催する。

認知行動療法を取り入れた看護というものを追求するのか。
看護師が認知行動療法を行うことを追求するのか。
認知行動療法っぽいことをやった人がたまたま看護師だったというなんちゃってを追求するのか。
技法名を挙げて、たまたまそれが効いたようにみえたのでそれをお披露目する会にするのか。
日本中の看護師が困った状況をサポートできるような集まりにするのか。
実践者を増やすことにこだわるのか。クオリティの維持・向上にこだわるのか。
この研究会がどの方向を向いているのかは皆目見当がつかない。

ただ、設立会は楽しそうなので、案内文を引用させてもらいながら、最後に紹介したいと思う。



ホームページより引用◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 2011 年より任意団体として活動を続けてまいりました看護のための認知行動療法研究会は、2016 年 10 月 3 日をもちまして 一般社団法人看護のための認知行動療法研究会として、新たにスタートを切ることとなりました。つきましては、会員の皆様、これ までご支援を賜りました皆様へ、新団体設立のご報告と今後の更なるご厚誼をお願いして下記の通り設立会を開催したく存じます。 皆様にはご多忙中とは存じますが、何卒ご出席いただけますようお願い申し上げます 。

日時:2017年 2 月 12 日(日)13:00~16:00
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎 134 室

《プログラム》
Ⅰ.一般社団法人看護のための認知行動療法研究会設立のご挨拶
Ⅱ.講 演:「看護師の認知行動療法の動向と展望」 岡田 佳詠 筑波大学医学医療系
Ⅲ.特別講演:「不安症への認知行動療法の効果~平成 28 年度診療報酬改定へのエビデンスの集積および看護への活用」 吉永 尚紀 宮崎大学テニュアトラック推進機構(看護学系)
 Ⅳ.懇親会 :17:00~19:30
トラットリア ラ・クローチェ  参加費約 4,000 円(当日お支払いください。)

参加費:当研究会会員 無料 ・ 非会員 3,000 円(参加申し込み後、ホームページに記載の銀行口座へお振込みください。)
申し込み方法: 当研究会ホームページの「研修お申込み」からお申し込みください。

お申し込み先: 一般社団法人看護のための認知行動療法研究会ホームページ  http://www.cbtns.com/contact/index.php

お問い合わせ先:一般社団法人看護のための認知行動療法研究会 岡田 佳詠 info@cbtns.com
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2017年1月8日日曜日

認知行動療法とファッション。

2017年 年が明けて1週間が経とうとしている。
年末年始にはよく衣料品が売れる。バーゲンセールやら福袋やら、自分のお気に入りのブランドのなるべく安い服を手にしようと躍起になっている。
そんな活気のある年末年始は私にとってたまらなく嬉しくなる。
今日はそういうことで認知行動療法とファッションという話をしたい。

ファッションについてよく知っている人が私の周りによくいる。
このブランドが可愛いとか、流行っているとか。
このコーディネートが自分に合っているとか。

ファッションに疎い私からするとファッション用語はかなり難解なのである。
たとえば、2017冬トレンドファッションとして…

①70~80年代レトロ・ボヘミアン
②レオパード・チェック
③スポンテニアス
がトレンドということみたいである。

言っていることも、添付した写真をみてもどれがどのことを指しているのかわからない。
そう考えると、私の周りにいる同僚の看護師はファッションに詳しくてよく知っているのだがどうやって学んだんだろう。
聞いてみるとファッション雑誌を何度も見たり、Youtubeを見たりしてファッション用語やテクニックを学んでいるようである。モデルさんのマネをしたりするのもこの類にはいる。
ただこの学んでいるという表現は正しくないのかもしれない。

認知行動療法を学ぶということもファッションとよく似ている。
よく本を読んだり、実際のセラピーを見れば早く習得できる。
しかし認知行動療法の世界で問題なのは、認知行動療法の本が難解に感じてしまうことである。

誤解なくいってしまえば、看護師が面白いと思える本がないのである。モデルとなる人もいなければ、実際のセラピーを見る機会もほとんどない。

美容院に行ったときに手にしたメンズジョーカー1月号を見て
「本がどれもファッション雑誌のようなわかりやすく共感しやすいコンテンツになることが必要だ。写真をふんだんに使って、視覚的にわかりやすくしている。これを見習うべきではないか」と思ったものである。

【メンズジョーカーに似せた新たなCBT本の案】
※メンズジョーカー1月号と対比しながら見てください。

①洒落た大人のカウンセリング部屋
CBT実践家たちの城は趣味やこだわりが凝縮されていると思う。そこでおススメのスマートフォンアプリ・PCアプリやパソコン、ボイスレコーダー、カメラ、メモ帳、プリンターをカッコよく紹介する。

②コスパ活用術研究
アウトカムに値段は必要じゃない!お金をかけずにCBTを実践する方法を示します。画像や動画委、尺度をはじめとしていかに節約しながらCBTを実践するのか紹介を行う。

③アウトカムにこだわるNURSEになろう!
オトナNURSEのこだわり尺度・行動カウントについて紹介する。

④萌える男子すなっぷ
実践家のすなっぷ写真

おもしろいと思うけどなぁ。