2017年9月29日(金)~10月1日(日)
新潟市朱鷺メッセの新潟コンベンションセンターにて
日本認知・行動療法学会
(旧日本行動療法学会)
が開催されます。
特設ホームページはこちらから↓
http://www.niicon.jp/jabct2017/index.html
大会テーマが「援助職の共通言語として」となっており、メインユーザーの医師・心理士のみならず、今年度は特に看護師が職域の壁を越えた現在および未来における役割と期待を発見できる大会になるのではないでしょうか。
本学会の会場で看護師を目撃することは多くありません。
(ポスターで認知行動療法とはさほど関係のない看護研究の発表を目にすることはありますが。)
今回は看護師の認知行動療法に関するシンポジウムも開催されるので、認知行動療法の看護師人口が増えてくれるといいなと思います。
そのため看護師の認知行動療法の集団である、看護のための認知行動療法研究会総会が同じ時期に行われるのは残念ですが、それでも私の仲間はこの学会に全力をかけて、看護師の認知行動療法のアウトカムを示してくれたり、看護師のフィールドでの認知行動療法をどのように生かすのかなど発表する予定です。看護師の抱える認知行動療法における悩みが少しでも解決でき、かつ今後認知行動療法を用いてどのような活動ができるのかをヒントになるではないかと思います。
【初めて参加する看護師へ】
認知行動療法のことをあまり知らなくても、今年はワークショップがたくさんあって、そこで基礎レベルの知識も得られると思います。ワークショップの講師は学会の著名人ばかりで、どれに参加してもそれなりに学べると思います。
参加者は例年心理士が7割くらい、医師が2割くらいでしょうか。心理士は大学院生や若手心理士の参加が多いので、見渡すと比較的若者が多く見えるかもしれません。
ケーススタディでは、バリバリの臨床家が登場します。ケースの内容のみならず、その臨床にかける思いなどを聞くと、「自分も頑張らないといけないなぁ」など刺激を受けることが多い学会です。
教育講演では、看護師の認知行動療法ユーザーの対象となることが多い、統合失調症の認知行動療法についてご講演があるようです。
3日間で認知行動療法のシャワーを浴びて、その得た知識のどこかを翌日から患者さんに活かせるのが認知行動療法の醍醐味です。ぜひご参加ください。
【2回目以降参加する看護師へ】
今年は大会テーマが共通言語というキーワードが入っていることから、他職種の色合いが強い大会ではないかと思います。質問があれば、どんどん挙手して学会に参加しつつ、学会テーマに沿った参加の仕方を楽しんではいかがでしょうか?
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