認知療法・認知行動療法の対象疾患について、新たに不安障害を追加する。
(現行) うつ病等の気分障害
(追加) 不安障害(強迫性障害、社交不安障害、パニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD))
ということで、これまではうつ病を扱っていましたが、不安症にも適応が拡大することとなりました。
これはあまり知られていません。
社交不安症に対する認知行動療法マニュアルが、日本不安症学会のホームページにアップされています。
http://jpsad.jp/files/JSARD_manual_ad.pdf
正直なところ、看護師が社交不安症の患者さんに接する機会はそんなにないのではないかと思います。だからこそ、このマニュアルはとても参考になるのではないかと思います。
強迫性障害やPTSDについてはマニュアル本が出版されています。勉強されたい方はそちらをみていただくと良いと思います。
うつ病の認知行動療法しかやったことがない人が、不安症の認知行動療法をやろうと思うと苦労すると思います。ぜひ、スーパーバイザーを見つけて、教えてもらいながらやる、ということをおすすめします。
0 件のコメント:
コメントを投稿