認知行動療法をしているとき、時折周りのスタッフの意見が気になる。
孤軍奮闘しているような感覚。
周りがどんな風に、自分を見ているのだろうか。
担当看護師とかうざがられてないか。
主治医とか厄介なやつだと思われていないか。
そんな邪推(非機能的認知)が押し寄せてくる。
そして不安に駆られる。
これじゃいけないのかもしれない、やれなければいいのかもしれない。
そんな妄想(非機能的認知)にも駆られてしまう。
でも目の前の患者をみると、なんとかしてあげたいと思う。
こうやって思い悩んでいるときに浮かんでくる考え(非機能的認知)は、ほとんど役に立たない。
自分をグズグズさせるだけだ。
言い訳を作って、何もしない。そんな自分でいつづけるのも嫌だ。
だから私が何らかの不安を感じているとき、焦っているとき、いつも私は思う。
痛み(認知)はジャマだ、どけー!(By浦飯幽助)
幽遊白書世代しか伝わらないけど…。
「私って嫌われてる」みたいな認知が浮かんで、
不安・焦りを感じてウダウダしている。
それで行動を踏み出せないでいる。
認知は生じるのは仕方がない。人間だもの。
認知は止められない。
だから行動をとっとと変えて、認知を自ら変化させよう。
行動が教えてくることの方がたくさんあるし、正解であることが多い。
認知が教えてくれることのほとんどは妄想だし、正解か不正解かわからないことが多い。
昔はウダウダして言い訳ばかりして、踏み出せないことが多かったけど、今はちょっとは変われたかなぁ?
不安を感じるもの、焦ってしまいそうなものを避けながら今まで生きてきたけど、自分は少しは変われたんだろうか?
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