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【重要なお知らせ】ブログの引越しをします

視聴者の方から過去のログが探しにくいといったご指摘やスマートフォンでの見にくさ、コンテンツの単調さ、内容の薄さなど色んな問題があり、今回ブログの引越しをさせていただくことになりました。 思えばこのブログも約5年くらい行なっていたんですね。 最初の方は本当に思ったことなんか書...

2014年2月21日金曜日

研修情報

23回 京都行動療法研修会
「対人援助職のための認知・行動療法」 のご案内

認知とはなんでしょうか?行動とは?ACTERP,マインドフルネスの使い分けは?そもそも患者さんとのファースト・コンタクトですべきことはどれ?いろいろ勉強すればするほど謎は深まるばかりです。ひょっとすると,あれこれ研修会に出て,書を読み,知識を仕入れることより,現場で患者さんの様子を良く観察し,話を良く聞くことの方が大切なのかもしれない・・・ガイドラインに決められた通りの治療をするだけにして余計なことをしない方が良いのかも。こんな気持になることはありませんか?
講演では,行動療法の背景にある行動の見方と動機づけ面接の中核にある“関わり”についてとりあげます。最初に,死人テストと具体性テストの2つのエクササイズを使い,徹底的に行動でものごとを把握できるようにします。うつ病の患者さんが「眠れないせいで,疲れて何もできません」,親が「息子がやる気になるような薬を下してください」と訴えることを行動で理解できるようになれば満点です。次に,プラセボ対照比較試験が物語る“関わり”の大切さについて紹介します。プラセボの効果は抜群です。プラセボ効果がないと言いきれる病気は骨折ぐらいのものでしょう。そしてプラセボが効くかどうかは治療者がもつ“関わり”の質によって決まります。逆に言えば質が悪ければどんな良い薬を出してもプラセボ以下の結果に終わります。動機づけ面接のワークショップでよく使われる体験的なエクササイズを通じて,正確な相互理 解としての“共感”を理解できるようにする予定です。
最後にGawandeBetterのベルカーブから臨床家にとっての痛いお話しをいたします。

「対人援助職のための認知・行動療法」

講師:なごやメンタルクリニック 院長  原井 宏明 先生

日時;平成26614日(土)15時~18
場所:三井ガーデンホテル 2F 『ガーデンホール
 京都市下京区西洞院通四条下ル妙伝寺町707-1
TEL075-361-5531  FAX075-361-5100

参加費:3,000円    定員:70
  
参加資格:医師、心理士、看護師、作業療法士、ソーシャルワーカー、教員、大学生、大学院生など、そのほか、精神障害や看護・介護場面にかかわる方
  
lお申込みは、ご氏名(ふりがな)、ご所属、職種、メールアドレス、電話番号を記入してkyotocbt@yahoo.co.jp にお送りください。

主催:京都行動療法を学ぶ会

事務局:京都認知行動療法カウンセリングルーム
  telfax075-950-3211  e- mailkyotocbt@yahoo.co.jp
  HPhttp://kyotocbt.web.fc2.com/

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